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こだま幼稚園素読教室レポート

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平成三十年七月七日 第二十一回


★月の呼び名 七月編

文月(ふみづき)…文とは本のこと。文披月(ふみひろげづき)…本を見る月・本をひろげる月
 なぜ本をひろげる月なのか?
 (1)昔の七夕の願い事は、「学業成就」しか書くことができなかった。=本を読んで勉強
 (2)梅雨で本にカビが生えてしまうため、カラッと晴れた太陽の下で干していた。
涼月(りょうげつ)…暑すぎるから涼しくなるように願いを込めた。
七夕月(たなばたづき)…七夕の月・女郎花月(おみなえしづき)…女郎花(秋の花)が咲く頃
愛逢月(めであいづき)…愛する人たちが逢う月。彦星(牽牛)・織姫(織女)が逢う月。
桐月(とうげつ)・蘭月(らんげつ)…なぜ呼ばれているかわかっていない。

★明治天皇の御製
ささやかに 見ゆる家居も かたつぶり ひとりすむには ことたりぬべし

 ・ささやかに…粗末で小さい ・かたつぶり…150年前の呼び名
 ・家居…お家
 【意味】ささやかなほどの小さく見える蝸牛の家は、

     一人で住むには十分な広さでしょうね。

 

 

★佐藤一斎の言葉(西暦1772年~1859年)
 言志四録のうち「言志晩録」より

人は苦楽無き能わず
唯だ君子の心は苦楽に安んじて
苦なるも苦を知らず
小人の心は苦楽に累わされて
楽なるも楽を知らず
 

【意味】人間生きているうちは、辛いことが必ずある。

 大人になれば痛いことも辛いこともたくさんあるが、

 同じように嬉しいことも楽しいことも巡り巡ってくる。

 それを考えられない人は「ずっと苦しいよ。」と

 悩み続けて立ち直れない。

 辛いことがあっても、やがて終わって楽しいことがやってくる。

 そう考えていれば立派な人になって、

 落ち着いた態度でいつもいられる。

 

平成三十年六月九日 第二十回


★月の呼び名 六月編

水無月(みなづき)…水で満ち溢れた月
蝉羽月(せみのはづき)…来ている服が蝉の羽のように薄くなる月
鳴神月(なるかみづき)…雷の月,鳴神=雷「鳴れば鳴るほどお米がよく取れるという伝説がある」
水月(すいげつ)…雨がたくさん降って水がいっぱいの月=水無月と同じ意味
常夏月(とこなつづき)…日本人が古来から好んだ撫子のこと。
松風月(まつかぜづき)、風待月(かぜまちづき)…風邪を待つ月
  炎陽…太陽という意味もある。 葉っぱと葉っぱが擦れる音のことを「葉擦れ(はずれ)」という。

★明治天皇の御製(明治37年)
 「暑しとも いはれざりけり にえかへる 水田にたてる しづを思へば」
 水田(みずた)=田んぼ(八月の田んぼの水はとても熱い)
 【意味 暑いということなでできません。 煮え返るような水田で働いている人たちのことを思えば。

★『楽しい』に類する表現
・心が弾む ・嬉々とする ・愉快だ ・嬉しい ・心嬉しい ・欣快に思う
・欣喜する ・雀躍する ・欣喜雀躍する

★佐藤一斎の言葉
 「得意の事多く失意の事少なければ、其の人知慮を減ず。不幸と謂う可し。得意の事少なく失意の事多ければ、其の人知慮を長ず。幸と謂う可し。」
 【意味 上手なことが多くて失敗が少なければ、頭がよくなりません。普段から上手くいくことばかりの人は不幸と言えます。上手なことが少なくて失敗が多ければ、どうやったら上手くいくか考えるために、知恵がつきます。それは幸せなことです。

★いろいろな柑橘
 蜜柑(みかん)・八朔(はっさく)・金柑(きんかん)・文旦(ぶんたん)
 グレープフルーツ…ぶどうのようにくっついていっぱいに実がなるから。昭和四十年代に日本に入ってきた新しい柑橘。まだ和名がない。
 柚子(ゆず)・臭橙(かぼす)…椪柑(ぽんかん)・檸檬(れもん)
 夏蜜柑、甘夏 同じ夏の時期。夏蜜柑を甘くなるように研究してつくられたのが甘夏
 不知火…デュポンと同じ実。同じ木になる。甘さで名前が変わり、甘いのがデュポン。

 

平成三十年五月十九日 第十九回


★月の呼び名 五月編

皐月(さつき)…神様のために稲を作り始める月
  皐…神に捧げる稲(神様の近くにあるものを皐さ と呼んでいた) 例:酒…ささ
橘月(たちばなづき)…みかん月
  橘…みかん(5月に花が咲く)
仲夏(ちゅうか)…夏の真ん中
雨月(うげつ)…もうすぐ梅雨になる月
月不見月(つきみずづき)…梅雨で夜に付きが見えない。
五月雨月(さみだれづき)手縁梅雨に降る雨
稲苗月(いねなえづき)・早苗月(さなえづき)…お米を収穫するための苗
  苗の付き方で三段階の呼び名がある。
  (1)稲苗…普通の苗 (2)早苗…素敵な稲の苗 (3)玉苗(たまなえ)…宝石のような苗

★いろいろな花(外国語での呼び名がよく知られているもの)

 なんの花の名前かわかりますか?日本語の呼び名もぜひ覚えたいですね!!
(1)鬱金香(うこんこう)=チューリップ (2)風信子(ふうしんし)=ヒヤシンス
(3)香雪蘭(こうせつらん)=フリージア (4)花洎夫藍(はなさふらん)=クロッカス
(5)牡丹一華(ぼたんいちげ)=アネモネ (6)阿蘭陀菖蒲(おらんだしょうぶ)=グラジオラス
(7)花金鳳花(はなきんぽうげ)=ラナンキュラス (8)三色菫(さんしきすみれ)=パンジー
(9)咬吧水仙(じゃがたらすいせん)=アマリリス

★百人一首 七首目『阿倍仲麻呂の和歌』

千三百年前、奈良県に生まれ、とても頭が良かった。日本以外の発展しているところで勉強してくるため唐(中国)に渡る。一度日本へ帰るために船に乗るが嵐にあい、ベトナムに流される。また唐の国に戻り、73歳で亡くなる。

「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出し月かも」

【意味大空を振り仰げば、美しい月が出ているのですが、あの月はきっと故郷である春日(奈良)の三笠の山に出た月と同じ月なのでしょうね。


★李白の漢詩『哭晁卿衡』

李白(西暦701年~762年)は唐代の傑出した詩人。詩仙とも称される。孟浩然や阿倍仲麻呂とも親交があった。

日本晁卿辞帝都 征帆一片繞蓬壷 明月不帰沈碧海 白雲愁色満蒼梧

【意味】日本からの友人である晁卿は、我が国の帝都 長安を出発した。
 船に帆を張り、祖国日本を目指したのであった。
 しかし、名月の如き存在であった晁卿は碧い海に沈んでしまった。
 愁いを含んだ白雲が蒼梧山に立ち込めている。

 晁卿衡(卿は「○○さん」)⇒晁衡(中国名)⇒阿倍仲麻呂

 ※「お友達が死んでしまったよという手紙が届いたため、この詩を書いた。

 

平成三十年四月十四日 第十八回

★月の呼び名 四月編

 

卯月(うづき)…(1)卯の花が咲く頃(2)植月が短くなって卯月(2つの説がある)

植月(うえつき)…種・苗を植える月

麦秋(ばくしゅう)…麦が盛りを過ぎ、実りのころを迎える月

   二つの秋…(1)秋(あき)⇒季節の「秋」のこと。もう盛りを過ぎていること。

        (2)秋(とき)⇒大事な機会のこと(チャンス)。穀物の実りのこと。

陰月(いんげつ)…中国から伝わってきた言い方

木葉採月(このはとりづき)…歯を撮って食べる月(タラの芽など)

花残月(はなのこりづき)…花がまだ残っている月

夏初月(なつはづき)…「桜が散ったら夏だ」と思っていたという昔の考え方

孟夏(もうか)…夏の始まり

 

★いろいろな桜

染井吉野(そめいよしの)…一瞬で咲いて、一週間で散る。一番寿命が短い。(80~100年)

山桜(やまざくら)…一番寿命が長い。(500年)

八重桜(やえざくら)…食べることができ、一番長く咲く。

寒桜(かんざくら)…寒くても咲く桜。

緋寒桜(ひかんざくら)…寒桜よりも赤色が強い。

大島桜(おおしまざくら)…真っ白な花で伊豆大島の桜。

豆桜(まめざくら)…花も木も小さい。

十月桜(じゅうがつざくら)…10月に咲く桜。枝が折れやすい。

霞桜(かすみざくら)…花と葉っぱが同時に咲いて、花が先に散ってしまう。

 

★島津斉彬(しまづなりあきら)の言葉『島津斉彬言行録』より

島津斉彬(西暦1809年~1858年)は、薩摩藩主島津斉興の長子として江戸で誕生。

日本が悩んでいた問題を解決してきた。

 

「十人が十人、百人が百人好む處の人に人物は絶えてなきのみならず、
古今少なしとす。
人材は必ず一癖あるものの中に撰ぶべしとの論は、今の形勢には至當なり。」

 

【意味皆が揃って良い人だよという人は、たいした人ではありません。

本当に立派な人は、ちょっと性格が変わっていたり、どこか付き合いづらかったりする人です。

なにかすごいことをやりたかったら、ちょっと性格が変わっている人と一緒にやったほうが良いでしょう。

 

★柳生宗矩の言葉『柳生家家訓』より

柳生宗矩(西暦1517年~1646年)は、刀の使い方を教えるお侍の先生。

「小才は縁に逢いて縁に気付かず、中才は縁に気付いて縁を活かさず、大才は袖触り合う他生の縁もこれを活かす。」

【意味つまらない人は園をエてもそれに気づかない。ほどほどの人は縁に気づくが、それを活かしきれない。才能のある人はわずかな縁でもそれを引き寄せて活かすものだ。

 

★森信三の言葉『修身教授録』より

森信三(西暦1896年~1992年)は、先生を立派に育てる先生。

「人は一生のうち 逢うべき人に必ず出逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎず。内に求める心なくんば、ついにその縁は生じざるべし。」

[意味]あなたがつながりたい人と絶対に逢えます。出逢いたいと願うと良いタイミングで出逢えます。その気持がなければ出逢えません。”縁”人とのつながりを大切にしたいですね!


(最終更新日2018年07月11日)
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