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こだま幼稚園/いちごクラブの紹介
 
こだま幼稚園の子育て支援プログラムの親子交流ひろば『いちごクラブ』の活動をご紹介します。ある日のいちごクラブはこんな様子です…。
 
開始の10分くらい前から続々と1歳半~2歳半までの親子が集合。元気よく「おはようございます」と言える子もいます。木の階段を上ると広々とした板張りの2階フロアが見えてきます。回数を重ねて先生とも顔なじみになっているのでニコニコして駆け寄る子ども。先生も笑顔で「おはようございます!」とご挨拶。みんな集まって始まりの時刻となったところで自己紹介です。お子さんの名前とママの名前を発表し終わったところで、まずは身体を動かす準備の柔軟体操から。
 
ママのひざの上で前屈運動。ちゃんとできる子もいるけれど、まだまだ膝が曲がってしまう子も。次に開脚の前屈。ペタンと前についてしまう柔らかさん、自分はやらずにママの背中をおしてあげるおしゃまさんもいます。それぞれ「いち・に・さん・し…」と十まで数えます。運動しながら数唱もできてしまいます。前屈が済んだらママが立てひざをしてその上に立ちバランス。しっかりバランスをとって両手を広げられる子がいますね。
 
柔軟体操が済んだら思いっきり走ります。フロアの端から先生のいる的をめがけて突進。的を触ったらスタート地点のママ目がけて走って戻る。もう一回全力疾走。おやおやまだまだ走り足りないようです。みんなでフロアいっぱいにグルグル走って回ることにします。たくさん走ったところで先生がトンネルを引っ張ってきました。早速トンネルをくぐりに入る子が出てきます。次々に入ります。這って進む子、しゃがみながら歩いてくる子といろいろ。何度もくぐって大喜びです。今度は子どもの後ろからママが一緒に入ります。そんな様子を離れて見ている子がいますね。ちょっぴり怖いのかな。
 
出てくるお友だちの腕を引っ張ろうとする子。ひとり遊びが中心の月齢の「いちごさん」ですが、少しずつ友だちに関心が向いてきている様子がうかがえます。トンネルを片付けて今度は音楽に合わせてぐるぐる回りながら親子でいろいろな形の抱っこをします。ママの足の上に乗って「ペンギン」。ママに抱きついて「コアラ」。上向き抱っこで「ラッコ」。いっぱい抱っこしてもらっていいな。最後にダイナミックに上に子どもを投げ上げます。すごーい、こわくないのかな。
 
次はもっとすごいですよ。バスタオルに寝そべった子どもをママが引っ張ります。バスタオルに乗ってフロアをグルグルグルグル。スピードを上げたりユラユラゆれたり。スピードが速いと少し怖いのか顔をしかめている子もいます。反対に大きな声で笑いながら乗っている大胆な女の子も。とうとうコーナーを曲がりきれずタオルから落ちて泣きべそをかいてしまいました。でも平気すぐに立ち直ったね。
 
同じタオルを綱引きみたいに引張りっこ。最初はママと。次はお友だちと。どっ ちが勝つかな?そのタオルをズボンのお尻に入れて「しっぽ取り」。取られちゃ 大変さあ逃げろー!おみごとママのしっぽを取りました。ねじったタオルにぶら下がってブランコだ!前後に大きくゆれる身体をしっかりタオルを握った指で支えています。握力がとっても強くなりました。同じタオルを綱引きみたいに引張りっこ。最初はママと。次はお友だちと。どっちが勝つかな?そのタオルをズボンのお尻に入れて「しっぽ取り」。取られちゃ大変さあ逃げろー!おみごとママのしっぽを取りました。
 
さて、たっぷりと運動したので少しクールダウン。先生が数字の歌を歌います。「♪(音符記号)数字の1はな~に。工場のえんと~つ」と歌いながら数字の入った絵を白板に貼っていきます。「えとつとお月さま♪」と10まで来ました。すると今度は子どもたちに数字を配って、歌に合わせて貼っていきます。ちゃんと数がわかって貼りに行けますね。余った数字を床から取って貼るのに競争していますよ。最後に先生が絵本の読み聞かせをしてくれます。今日は「りんごがひとつ」というお話。始めのうちは落ち着かなかった子どもたちも、だんだん引き込まれていきます。「りんごはいったいどうなってしまうんだろう?」と興味津々。最後の最後に「なーんだ」 楽しかった時間はあっという間に過ぎてしまいます。「さようなら」「バイバ~イ」「またね」とみんな元気よく帰っていきました。

■親子遊びの効用
少子化で兄弟姉妹が少なくなっています。また同じ年頃の子どもと遊ぶと言っても、幼稚園入園前の幼児の場合に、友達を見つける場所が限られています。
そのような中で親が友達の代わりをして遊ぶということが大切になってきます。その際に親御さん自身が一人っ子の多い世代で、子どもとどのように向き合って遊んだら良いか戸惑ってしまうのではないでしょうか。
 
経験豊富な幼稚園の先生がコーディネートする遊びは、楽しく遊べる親子遊びのヒントがたくさん含まれています。
まだ小さいからできないと思っていた、一見すると危なそうに見える遊びをしても子どもが喜ぶことがわかり、家でも同じように遊ぶことができる、そこがポイントなのです。小さい子どもは身体を使った遊びが大好きです。その上親子が触れ合いながら遊べるなら子どもの心は満たされます。このように遊んだ後はとてもご機嫌で寝付きが良いはず。
小さい子にはできないと決めつけず、昨日より今日は少しハードルを上げてチャレンジする。子どもと遊ぶ時は親も本気になって遊び一緒に楽しむ。そうしたことの大切さが、この教室で解っていただけるのではないかと思います。
 
また数字遊びや絵本の読み聞かせは、言葉が喋れなくてもしっかりインプットされています。子どもは赤ちゃん時代から親の話している言葉を、かなり理解しているものなのです。ただそれを外へ表現できないだけです。
この月齢では本を読んでやっても無駄などと思わずに、ご家庭でも絵本を読んであげて下さい。最後まで読めなくても構いません。飽きたらやめて別の機会にまた取り出せば良いのです。なめたりたたいたりしながら絵本に親しんでいる内に必ず好きになります。
お子さんの心身の発達を促すと同時に母子の絆を深めて、後々の母子分離の土台となる「お母さんは心の基地」という感覚の基礎を作っていただけるように遊びを工夫しています。ご家庭に戻ってからも同じ遊びを親子で楽しんで頂きたいと思います。

■友達と触れ合うチャンス
いちごクラブのお子さんたちの月齢では、友達の存在は意識するけれども共同で遊ぶということはありません。それでも自分と似ているけれど違う存在があって、思うようにならないということを理解するだけでも、同じ年頃の子どもと遊ぶ価値はあります。
小さい時ほど、いつもと違う場所で、いつもと違う人と、いつもと違う遊びをすることは、心や知能の発達にとても良い影響を与えます。
 
先ほど述べたように遊び相手を探すのが難しい昨今、このいちごクラブを通して友達と触れ合い、またここで知り合った友達と家の近所でも遊ぶ。そうした場としても有効にご活用下さい。
 
 
 
 
 
 
   
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